常識から抜けることで出会えること

 

先日、また山旅に行ってきました。

 

平日に、小5の娘さんと二人で。

 

普通、義務教育の子供が行く旅行は週末ですよね。

平日は学校に行って、勉強をする。

 

その常識を無視して決行し、

喜びは喜びを呼ぶ、ということを証明できた、

スペシャルな旅のお話です。

 

 

子供は毎日学校に行かなくてはいけない?

 

義務教育というものがあります。

中学までは義務的に毎日学校に通います。

 

それが当たり前。

 

登校拒否は何かまずいことのような印象がありますよね。

 

でもそれはただのすり込み~

 

学校教育ってホント、必要なこと教えないからね。

 

好きなことだけに熱中させてはくれない。

苦手科目克服とかさせられる。

 

「好き」にだけ時間を使えたら、

その道のプロになるかもしれない。

 

ですが、

自分が何が好きなのか、

自分の情熱が乗ることは何なのか、

分からなくなるように意図されています。

 

そして、集団行動を上手くできることが

重要視されています。

 

なんで集団行動が上手にならなきゃいけないの?

誰のために?

 

おかげで、人の目ばかり気にして、

空気読むことばっか得意で

臆病な人が多くなっているのだよ。

 

誰かが誰かをコントロールする権利は誰にもない。

宇宙ではどこまでも自由意志を尊重します。

それが本当の愛。

 

そのことを知られては困る存在がいる、ということです。

 

義務教育の制度が始まったのは、敗戦後。

それまで日本の子供達への教育は寺子屋。

読み書きそろばんなど教えていた。

 

勉強だけではなく、人としての尊厳や、

人としての誇りも、子供たちに伝えていた。

 

近所の大人たちは自分の子だとか関係なく、

自分の持ってる知識を伝えていた。

 

昔の日本人は、人をとても大切にしていて、

自分のことも、他人のことも尊重していた。

 

恥ずかしい生き方はしないという信念が、

昔の日本人にはありました。

大和魂ってやつですかね。

 

西洋の人が江戸時代の農民をみて、

「農民がなぜ皆、あんなに楽しそなのだろうか?」

そう思ったそうです。

 

あちらの文化では農民は奴隷みたいな

つらい身分だったのでしょうか。

 

 

日本史で、江戸時代は厳しい身分制度があって、

農民は年貢に苦しめられたって習わされたかと思いますが、

それはウソなんです。

 

江戸時代はもっと自由だったし、

独特の文化が花開いた素晴らしい時代だった。

それが真実です。

 

身分制度が厳しい苦しい時代が

あんなに何百年も続くかっていうんですよ!

 

日本史は勝者の都合がいいように書き換えられたもの。

歴史だけじゃない。

 

学問は全部、嘘に嘘で塗り固められている

といっても過言ではないのです。

これが真実なのです。

 

少し前の日本人の実話があり、とても感動したので

紹介させてください。

 

明治の初め頃のお話なんだけど、

これが誇り高き日本男児なんだなって、

胸が熱くなりました。

 

 

このような人達と同じDNAが流れていることが

誇らしい気持ちになります。

 

多くの人に読んでもらいたい一冊です。

 

これ以上話すとまた話がそれてしまうので、

今回はこれくらいにしておきます。

 

出発の5日前に旅行が決まる

 

今回のこの平日の旅は、直前まで、

まったく予定していませんでした。

 

ただ、

その5日前に、

友達とある公演を観に行く予定があったんだけど、

友達が来れなくなったんですね。

 

で、別の友達を誘ってみようかな?

と思ったのだけど、

 

その前に娘さんを誘ってみようと閃いたので聞いてみたら、

即答で、行くと言いました。

 

実は、以前、西鉄旅行の旅行券をもらっていたんですよね。

ネットで見てもいいツアーは見当たらない。

 

直接西鉄旅行で話を聞くのがよさそうさけど、

でも西鉄旅行って近所にはなく、最寄は天神。

 

それのためだけに行くには遠いんですよね。

電車で40分近くかかる。

 

用事があるときに寄ろうと思っていました。

 

使用期限はないので、何年も寝かせていた。

(というか、忘れていた。)

 

このことを少し前に思い出していたので、

この際に、西鉄旅行の旅行券問題をクリアしようと、

公演の前に、天神(福岡の中心街)の西鉄旅行に

娘さんと一緒に寄りました。

 

そこで説明を聞いて、

パンフレットをいくつかいただきました。

 

パンフレットを見ていたら、

久住の山が今まさに、

紅葉を迎えている時期だという事を思い出しました。

 

山の紅葉って、登山しない人でも、

写真や映像なので見たことはあると思いますが、

それはそれは美しいんですよね。

 

九州では、くじゅう連山がもう最高なんですよ!

 

くじゅうの大自然が奏でる色彩のコントラストに会いに行く♪

という願望がムクムク湧いてきちゃいました。

 

娘さんも、行きたがってごり押ししてきた☆

 

パンフレットに、前から気になっていた、

レゾネイトクラブくじゅうが載っていたから

平日に、ここに行きたい❤❤❤

と娘と盛り上がってしまいました。

 

人がたくさんいて混雑している場所は嫌いなので。

 

で、家にいるはずの息子クンに確認しようと電話かけるんだけど、

出やしないわけ。

 

ま、どうせ学校休むとかありえないまじめクンなので、

娘と二人の旅行をその日に申し込んじゃったのでした。

 

この成り行き、友達が来れなくなっていなかったら

絶対なかった。

 

偶然の重なりのようだけど、偶然ってないんだよね。

必然の旅なのだろうなと思いました。

 

いい、悪いはない

 

そもそも、平日に学校を二日休ませて旅行に行く、

というのは、みんながみんなよくやる、

ということではないかもしれません。

 

それは良くないと感じる人もいるかもしれません。

 

中1の息子クンをひとりでお留守番させてもいますしね。

 

けれど、物事の側面は一つではない。

とらえ方しだいです。

 

確かに、ひとりで一泊お留守番するということは、

ちょっと淋しいかもしれません。

 

でも、いつも居る人がいない、ということを経験することで、

いつも居てくれている人の存在の大切さに気付ける、

ということはあると思うんですよね。

 

不幸を味わったからこそ、

何気ない幸せに気づくことができた、みたいな。

 

いて当たり前が、当たり前ではないことで気づく。

そういう経験にもなるんじゃないかって思います。

 

それから、

「あなたはひとりでも、いつもどおりにタイムスケジュールを

こなすことができる」と、信頼していますよ、

ということを伝えていることにもなります。

 

私自身、母によく言われていたんです。

「あんたは大丈夫。」ってね。

 

子供ながらに、母は私のことを

信頼してくれているのだと嬉しく思っていました。

 

それに、子供は少しづつ自立していかなければなりません。

 

自分のすることは自分で責任を持たなければいけない。

自分がしっかりしなきゃいけない。

こういうことも少しづつ経験することも必要。

 

旅先から家に電話したら、

息子クン、声がめちゃめちゃ枯れていたの。

 

その日は文化祭で、合唱コンクールもあったんだけど、

全力で歌いきって、結果、金賞だったと喜んでいました。

合唱の練習、毎日本当に頑張っていましたからね。

最高に楽しい1日だったみたい。

 

一人で朝起きて、学校行って、帰ってくる。

それだけで大オッケーなのにすごいな。

 

ますます息子クンがかわいくなってしまったのでした。

ありがとう。

 

だから、どんな経験も尊いもの。

ものごとに、いい、悪いはないのです。

 

このことに限らず、

 

それってどうなの?

と感じることがあったら、

ちょっと考えてみるのをおすすめします。

 

それはやってはいけない!

という自分のルールがあるからではないでしょうか?

 

これは子供の頃、

親や学校などで洗脳され、

出来上がってしまうものが多いです。

 

その後もドラマ、映画、メディアなどを通じても

すり込みは行われます。

 

自分ルールができ、

自分のルールを犯している人がいたら、

直ちに反応してしまうんですよね。

 

あの人はルールを犯している!

罰を受けるよ~!

 

もしくは

 

罰を受けなければ…

と考えるということです。

 

これは、

支配層が庶民をコントロールするために植え付けた罠です。

 

庶民に庶民を見張らせるという罠、

作戦なのです。

 

自由意志の尊重、という考え方をもとに、

ものごとは、どっちでもいい

と思えるようになったら、

 

支配者のコントロールから抜け出せている人

ということになるのではないでしょうか。

 

結果オーライ

 

旅行を申し込んでから出発まで5日しかなかったので、

キャンセルや変更ができる猶予は1日しかありませんでした。

 

旅行券で足りない金額は現金で支払ったんだけど、

思ったより高かったんですよね。

 

あれー?

 

そう思ったのに、その場で聞かず、

家に帰ってからも確認もせず、

変更できる期限を過ぎてから見たら、

小学生なのに大人と同額取られていることに気づく。

 

食事がフレンチのコースなんだけど、

娘さん、絶対食べきれないよー。

 

あれ?と思ったのに、

あの時すぐに確認とらなかったなんて、

私としたことが…

 

心がざわついた時はどうすれば平穏に戻れるのか。

 

それには、納得いくまで行動を起こすまで。

 

ホテルにどうにかならないか、ダメ元で電話をしてみました。

 

そしたら、お値段同額で、食材の質を上げて

量が半分のコースがあるというではないですか!

 

そちらなら対応できるとのこと。

 

私も小食な方なので、

親子でそのコースに変更してもらいました。

 

結果、娘も私も大好きな食材ばかりのメニュー。

量もちょうどよくて最高!

 

テーブルマナーを教えつつ、

あまりのおいしさにとろけそうになりながら、

二人で同じ、質の高いフレンチのコースを

共感しながら楽しむことができました。

 

同じメニューで良かった!

 

ずっと笑顔の、

忘れられない幸せ時間となりました。

 

結果オーライ!

 

ダメ元でも、

「自分はこうしたい」という意思を伝える。

 

そうすると、ポジティブ人間は

一番ベストな結果を得ることができるのです。

 

これも宇宙の法則ですね。

 

まさかの大船山

 

さて、今度は登山のお話です。

 

くじゅうはいくつかのお山が連なっていて

登山口も複数あります。

 

今回は、牧ノ戸登山口から久住山のコースがいいかな。

 

距離はまあまああるけど、

初心者でも大丈夫な

日帰り登山のメジャーな登山口。

 

しかし、大人気な登山口なので、

紅葉時期は短いので

毎年週末はすっごい混む。

 

平日は早朝何時くらいなら確実に車を停めることができるのか、

問い合わせてみましたら、

 

「わかりません!」

 

どうしようかな~、と思いつつ、

宿泊するホテルのHPを見ていたら、

ホテルの周辺レジャーの案内があって、

登山にがあるのを発見しました。

 

そしたらですね、

ホテルから近いパルクラブというところから、

大船山の途中まで登山バスが出ている

と書いてあるじゃありませんか!

 

大船山ってお池が庭園みたいに美しくて、

紅葉の頃がやばいくらい絶景で、大人気の山なんです。

 

 

通常なら6時間くらいかかるんですよ。

しかし、そこまで長距離は体力的にやばそう。

 

テント泊はしない派なんだよね。

(重い荷物を担ぎたくないので、まだチャレンジできていない笑)

 

だから私には、

憧れはあるけど、ハードル高かった山なんだよね。

 

娘さんもいるし。

(まあ、この人けっこう体力あるけど。)

 

それが片道2時間っていうんだから、びっくり!

すぐ電話して予約とりました。

 

レゾネイトクラブくじゅうを宿泊先に選んだおかげで

願ってもない棚ぼた式なラッキー!

 

そんなバスが存在しているなんて知らなかったよ~。

 

そしてこのルート、めっちゃ歩きやすくて最高でした。

 

 

 

時空を超えろ

 

パルクラブからの大船山登山バスなんだけど、

予約したのは7時30分出発のバス。

早い。

 

3時に起きて、支度して、

お弁当に鶏そぼろご飯を作った。

山で食べると美味しいんだよね!

 

息子クンの朝ごはんも、そぼろご飯を準備。

夕飯にはリクエストのシチューを作っておいた。

 

4時に出る予定が4時半になってしまった~。

 

車に乗り込み、ナビをセットしたら

到着時間は7時45分となりました。

 

バスの時間は7時30分なのに

間に合っていない。。。

 

いや、まあ、きっと早まるだろう。。。

大丈夫大丈夫…

 

と思いながらも、私せっかちなんで、

内心あせっていた。

 

大分道に入ってもあまり時間が挽回できなくて

トイレ休憩する余裕さえなかった。

 

大分道って霧が出やすいんです。

霧で真っ白で道路が見えにくくなるから

徐行箇所が多発なのー!

 

間に合わなかったら計画がおじゃんになってしまうし、

キャンセル料も発生。

 

ふと思ったのは、

時間というものは、実は一定ではなく、

伸びたり、縮んだりする性質がある、ということ。

 

時空を超えろーー。

 

そして到着したのは7時でした。

 

イエーーイ!!!

 

地球は美しい

 

大船山の紅葉は、

久住山方面の星生山などよりも時期が早い。

 

だから、実はピークは過ぎていた。

 

けれどけれど、

 

下の方はまだ十分赤く染まっていました。

 

登山道は歩きやすくてスイスイでした。

3時間近く運転して来たとは思えない軽い足取り。

振り返ると、雲海。

 

 

なんて素敵な快晴。

 

 

このパッチワークの絨毯みたいな紅葉の色合いと、

青空のコントラストが大好き。

だから紅葉登山はやみつきなのです♪

 

 

ハードルが高いと思ってチャレンジできないでいた大船山に、

軽やかに山頂に立つことができました。

 

 

久住山たちが大迫力!!

めちゃめちゃ絶景で感動!!!!

 

 

山頂では、必ずどなたかが、

「写真撮りましょうか?」と声をかけてくれます。

 

この日も、例外なく声をかけていただいて、

いろんな背景をバックに親子での記念写真がたくさんです❤

 

お池の写真スポットを案内してくれる方もいて、

 

 

やはりピークは過ぎ、色がはげてますが…笑

まさに庭園。美しかったです。

 

池のそばまでいけましたし、

(週末は混雑して降りられないこともあるんだって。)

 

下りはソロのおじさんとおしゃべりしながら歩きました。

娘さん、おじさんとのおしゃべりとっても楽しそうでした。

 

15時にはお宿にチェックイン。

 

レゾネイトクラブくじゅうさんは、

リゾートタイプのホテルで、コテージっぽい造りです。

 

 

お部屋も個性的でとても気に入りました。

 

コーヒーを、豆から挽いて自由に飲めるサービスが各部屋にあり、

娘さん、コーヒー豆を挽くのが楽しくて、

やたらゴリゴリやってました。

 

 

やっぱり引き立てのコーヒーはおいしいね。

ぜいたくなスペシャル時間。

 

 

しあわせ~

 

 

ホテルの敷地に遊歩道があって、散策もできます。

朝晩は冷えるので、宿のジャンバーを借りられます。

(各部屋に置いてありました。)

 

そして、

西鉄旅行特典で、貸切風呂が無料で利用できたのだけど、

大浴場より温泉成分が濃くて、断然こちらのがおすすめでした。

 

9時には寝ちゃいましたので、

日の出前に目が覚めたのだけど、

 

空が少しずつ明るくなり始めて、

信じられないくらい美しい日の出を見ました。

 

その後ろで娘さんはまたゴリゴリしていました笑

 

挽きたてのコーヒーと朝日にうっとり。

 

 

地球は美しい。

 

運転中も、くじゅうのあらゆる場所が真っ赤に染まっていて、

色のコントラストが、それは見事で素晴らしかったです。

 

やっぱり私は、テーマパークよりも、

大自然が奏でる景色を楽しむのが好き。

 

心が震えるほど感動をおぼえるのは

自然界の神秘や

自然界の美しさにふれる時。

 

今回も、

いいものを見せてくれてありがとう。

 

 

地球さんは本当に偉大です。

 

 

今回の旅でのしあわせ時間、

しっかり胸に刻み込みました。

 

常識から少し外れてみると、

快適で素敵なことに出会えることがある!

という話でした。

 

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。