感情は自分を知るツール

 

私たちには感情というものがあります。

心がウキウキ、

嬉しい、楽しい

ワクワク、うふふ♪

 

平常心はゼロポイントだとして、

反対に

腹がったったり、

イライラしたり、

悲しかったり、

 

いろーんな感情があります。

 

何のためにあるのかって、

自分を知るためにあります。

 

ある人の言葉で

怒りを感じ、

心にさざ波が立ったとします。

 

あいつめ!となる。

 

なるんだけど、まあ落ち着け、です。

 

私はいったい何に反応しているの?

 

何が嫌だっんだろう。

 

ずんずん自分の心の奥底の気持ちを

追ってみます。

 

そうすると、見えてくるものがあります。

 

怒りの場合ってね、

だいたい、恐れ。さみしさ、悲しみ。

なんですよ~~。

期待していたのに思った反応が得られない、とか。

 

 

私の場合ですが、

 

うちの6年生の息子くん、

塾に通っています。

自分から通いたいと言い出してきたんです。

(↑学校の勉強が嫌いだった私からしたら変人だわ~。)

 

おかげで送り迎えをしているんだけど、

塾の駐車場が停めにくくて、

台数も少ない。

 

車の運転苦手な私は、

近くの市役所で乗り降りをさせています。

 

毎年、福岡マラソンが開催されますが、

ゴールが毎回糸島です。

 

その日は週末がマラソン、

金曜日の夜でした。

 

いつものように市役所に向かうと、

赤い棒を光らせながら、ダメダメサインが。

 

福岡マラソンの関係で

市役所には入れないと言われました。

 

行きは子供を別の場所で降ろしたので知りませんでした。

 

そう言われても、こっちも困るし!!

 

怒りを感じながら、

「子供を乗せたらすぐ出ますよ。」

「どういう理由で入れないんですか?」

「今何があるんですか?」

 

いつもならこんなふうに怒り気味な

口調になることはないんだけど、

怒りがふつふつと。

 

「しーーーーん。」

 

答えられない案内女子。

 

ええ?

あなた何のために入れないようにしているのか、

理由は知らないのに

やれと言われたからやっているだけってこと?

思考停止やなーーー!

と、心の声。さすがに言ってませんが

わー、私、やな奴 笑

 

そのかたが、すぐに出るという事ならと、

通してくれたんだけど、

 

その後、今度は別の人がそのかたに、

みなさんお断りしているので、

許可しないでって言われたようで、

やっぱり出て行ってと言われました。

 

他の人にしめしがつかないから

やめてくれってことね。

 

もういいや、あきらめた。

すぐ出ました。

 

で、仕方がないので、腹をくくって

恐怖の塾の駐車場にびびりながら向かいました。

(オーバーですいません)(汗)

 

そしたらなんと!駐車場がガラ空きで、

難なく停められたのでした。

 

息子くん、市役所が使えなくて塾に戻っていたので、

行き違いにならずにすみました。

 

あの時の怒りは何だったのか?

見つめてみてすぐにわかりました。

 

あの駐車場が怖くて怒ったの~~。

 

だっせー奴です。笑

 

怖がりな犬ほど吠えるよね。

 

本心は

「あの怖い駐車場に停めろなんて言わないでよ~!」です。笑

そう思ったらもう、笑っちゃいます。

 

そっかそっか、こわかったんだよね、

でも大丈夫だったね、よかったね。

でおしまい。

 

翌年からはちょっと離れてるけど、

福岡マラソン前の金曜日は

ベスト電器に集合としました!

 

しょーもない例ですみません!^_^;

 

 

怒りの裏には恐怖がある。

悲しみやさびしさが怒りになって現れたりもする。

 

心にさざ波が立った時、

そのことじたいよりも、

 

それの何に自分が反応しているのか、

見るようにしてみる。

 

何が嫌だった?

 

あなたの中にどんな観念があって、

その観念を侵した人がいたから反応した?

 

その観念は必要なもの?

 

本当の自分の望みが見えてこない?

 

怒ってもいいんだけど、

 

本当の気持ちを伝えてみて、

自分の望みを叶えてあげられないかやってみる。

 

そしたらみんなね、案外優しくて、

わかってくれる場合も結構あるんです。

 

もちろん、だめな場合もありますけどね。

 

それを隠すからこじれたりする。

 

いっけん、格好悪いかもしれないけど、

実はそれってカッコイイと私は思う。

 

格好悪かろうが、

私はこうしたいんですって伝える。

もう捨て身の時さえあるよ、私。

 

でも信じて伝えます。

 

これからも伝えます。

 

それが私だから。

 

 

実は今日もまさに、

捨て身の本音を伝えたところ。

 

その話はまた別の機会に。(^.^)