プチファスティング(断食)実践中

 

前回の記事で、自然菜園を再開して、

自然と共に在る生き方を

実践しているお話を書きましたが、

 

食べることにまつわることで、

新たにプチファスティングを始めました。

 

よーし、やるぞ!って始めたというより、

実は成り行きで始まったんですけどね。

 

プチファスティング=プチ断食に関する、

専門家の情報はいくらでもあると思いますが、

結末はそれぞれだと思います。

 

ですので、私の例をお話します。

参考になれば幸いです(*^^*)

 

プチファスティングを始めたきっかけ

 

きっかけは、急な体調不良なんです。

ちょうど、アメリカの中間選挙の日。

 

家事を済ませ、

庭の畑をパトロールをしていたの。

 

いつもなら、庭に出ている時は、

新芽の様子はもちろんのこと、

 

 

鳥のさえずりや、

草木が風でそよぐ音に耳を澄まし、

植物や虫さん、土の様子などをのんびり見て、

ぼーっとしたり、

ゆったりのんびり居てしまうんだけど、

 

その日は気分が優れず、すぐに家に入りました。

 

中間選挙の速報を見ていたら、

ますます気分が悪くなってきた。

 

その日はお昼に柿だけ食べました。

 

それからもどんどん体調が悪化し、

熱も出て、

ついには布団に入りました。

 

あ、トランプさんは日本のメディアでは

負けたかのような言われ方をしているようですが、

あれは完全勝利です。

 

下院は民主党にとられましたが、

様々なことの決定権は上院にありますので

トランプさん側の作戦どおりです❤

 

先日、日本でもゴーンさんの逮捕がありました。

これからどんどん始まります。

大物政治家たち、覚悟せい!笑

 

余談でした!

 

 

さて、

夕方にかけて寝ていましたが、

そこまで高熱でもないのに汗びっしょり。

 

何かが体の中で起こっている。。。

 

なんとか子供たちにうどんを作って、

自分も少し食べたんだけど、

食べるべきではなかったのか、

胃がもたれて苦しくなりました。

 

お風呂に入ってすぐ布団に入ったんだけど、

それからお腹が痛くて痛くて寝付けなくなり、

夜中、トイレに何回も行くはめに。

 

その日、月のものも始まったところで、

血液も失われてフラフラ。

 

はぁ…。

 

でもその時思ったのは、

 

これは、体の中で変化が始まっている。

デトックスが始まっている。

 

これを乗り越えたら体が生まれ変わる。

 

直感でこのようなことを感じとっていたので、

不思議と不安はなく、とにかく耐えました。

 

翌朝はずいぶんすっきりしていました。

汗だくだったので、シャワーを浴びた後、

ゆっくりすごしました。

 

 

翌日は約束があったため、出かけて、

ランチ(海鮮丼)はしっかり食べました。

胃のことを考えて、

その分、夜はほんの少しにしました。

 

その後も、朝食べないことと、

小食に慣れてきた。

 

あまり食べなくても平気な体にしたいな~

と思うようになっていました。

 

なので、

断食についての知識が知りたくなり、

アマゾンタブレットで検索してみました。

 

絵を描いたり、何かに集中したりしている時、

お腹空かなかったらいいのに、

と思うこともあったし、

 

ファスティングや小食は、

デトックスになるから体にいい。

という情報は、

以前からうっすら知ってはいましたが、

内容を詳しくは知りませんでした。

 

お腹が空いたのを我慢するのとかいやだしね。

 

でもまた最近やたら

目に入ったくるようになったのよね。

 

それで、

ちゃんとその世界を覗いて見ようと思いました。

 

アマゾンのタブレットは

本の読み放題に申し込んでいるので

読み放題に指定されている本なら

たくさんダウンロードできるんですよね!

(本、大好きなので、超便利です❤)

 

何人かの方の断食に関する本を読みました。

 

断食はよい、という本だけじゃなく、

断食は危険だと言う批判的な本も読んでみました。

 

何人かの方のファスティングについての知識を

自分なりにまとめて思ったのは、

 

自分に合ったやり方を自分で探していく。

ということ。

 

人間の体は個性がある。

 

個人差が大きくあり、

誰かににとっては良くても、

誰かにとっては合わないこともある。

 

一つの決まったやり方ではなく、

自分の体と会話しながら、

 

「私はこういう体質だから、

これが自分によさそう、」

 

と思うものを試してみるのがいいのだろう

と思いました。

 

 

断食のことに限らず、

自分で体の声に耳を傾けること。

 

今の自分の体の状態に

ゆっくり意識をむけることは

めちゃめちゃ大切です!!

 

ファスティングの効果とミトコンドリア

 

ではそもそも、

なぜファスティングをするのか…

 

それは、

病気になりにくい、

健康的で、省エネな体。

疲れにくく、しなやかで軽い体。

いつまでも美肌。

 

これです。

 

詳しく調べていくと、

ミトコンドリアの働きについて

知ることとなりました。

 

ミトコンドリアの活性状態が、

健康に大きく関わっていることを知りました。

 

ミトコンドリアは、

エンジンみたいなものです。

 

体の中には2つのエネルギー工場があり、

 

1つ目は酸素を使わず、

糖を原料にして即座にエネルギー生産をする

「解糖系工場」

 

2つ目が、酸素を使って

膨大な量のエネルギー生産を行う

「ミトコンドリア工場」です。

 

若い頃は

「解糖系」も盛んに使われるんだけど、

 

40~50代からは

「ミトコンドリア工場」の働きがより重要になるそう。

 

大人は酸素を使って

運動によってミトコンドリアを増やし、

 

糖の摂取を制限した生活を心掛けると、

老化しにくく、

 

むしろ、若返るんだそうです。

 

しかしこのミトコンドリアですが、

年齢とともに数が減り、機能も衰える。

 

それなのに、

若い頃と同じ生活をしていたら、

基礎代謝が下がり、太りやすくなったり、

疲れやすい体質になるのです。

 

これは意識して

積極的にミトコンドリアを活性化させたいもの。

 

それには小食!

がいいんです。

 

「おなかが空いたな~。」

と思った時こそ、

ミトコンドリア増加中なんです。

 

お腹がすくと、

体はもっと栄養を作らねば!と、

ミトコンドリアを増やそうとします。

 

ミトコンドリアが増えれば、

糖や脂肪が燃えやすくなることから、

軽い空腹感を感じるのは太りにくく、

若返るということなのだそうです。

 

ミトコンドリアは厳しい環境で力を発揮

 

ミトコンドリアを活性化するには、

体を甘やかさないことです。

 

体を動かすことや、寒さを感じること、

正しい姿勢を心掛けること。

ちょっとした運動をすること。

 

エスカレーターより、断然階段です。

体を休めた者から老化するらしいです。

 

老化=筋肉が減、ミトコンドリア減

 

それから、

ミトコンドリアは

体温37度のときに活性化するそう。

 

36.5度以下の環境では

その働きが鈍ります。

 

やっぱり低体温はよくないんですね。

 

ちなみに私の平熱は37度3分なの。

私のミトコンドリアはいつも元気です。

 

実践と結果

 

ファスティングと言っても、

レベルが色々あって、

 

本格的な、専門家の元で行う3日断食や、

プチだと、朝食だけを抜くもの。

 

内容も色々あります。

 

私の場合は

修行みたいなことは嫌なので、

 

朝食を食べず、

昼、夜は食べるんだけど、

量は腹7分くらいにしました。

 

白ご飯が大好きですが、

糖質なので少なめにして

お肉も少なめ、

野菜を多めに摂っています。

 

間食はしないことも多くなりました。

 

そして、

体幹を鍛えるようなヨガのポーズをしたり、

腹筋したり、

 

その時やりたいと思った軽い運動を

毎日ちょこちょこやっています。

 

本当に軽くしかやりません。

ぱっぱと終わります。

 

前日の夕飯から

18時間は何も食べいほうがいいのだけど、

空腹感って感じることはあるんですよね。

 

でも、ここはミトコンドリアの活性時!

 

水を飲んだり、

レモン水(水とレモン果汁と一掴みの塩)

をいつも作っているので、

それを飲んだりしています。

 

空腹感を感じても、

案外水分で収まるんですよ。

 

これは登山の時に発見した体の反応なのですが、

 

「お腹が空いた。」

でも食べものをがさごそ出すのは面倒。

 

そう思って、とりあえず水を飲んだんですね。

 

すると、体がふっとおちついて、

とても満足を感じたんです。

 

水補給だけで大丈夫な時もあるんだな、

と自分の体を学びました。

 

 

そんな日々を過ごして、

どんな変化があったかというと、

 

体がめちゃめちゃ軽くなりました!!

 

階段をトントントーンと駆け上がり、

まめに動き回っています。

 

ものぐさなところがあったのですが、

以前より断然体が軽いので、

毎日の料理も早めに取り掛かります。

 

献立を考えることも楽しいんでいます。

 

今日は午前中からおでんを煮込んでいますよ~。

今もいい匂いがしてます♪

 

以前は

めんどくさいなー、とは思うことはあっても、

楽しい♪とまでは思っていなかったのに!

自分の変化に驚きです。

 

そして、

お菓子をあまり食べなくなりました。

 

スナック菓子はまず食べないかな。

食べたくない。

 

でもこの前、わさび味の柿の種の小袋を

いっぺんいに食べてしまったら、

少し肌が荒れました(;_;)

 

私にとって良くないものなのでしょう。

より敏感になっているようです。

 

その後はお肌は良好です。

 

ファスティングによる心の変化

 

プチファスティングを実践することによって、

以前よりも食材に対する感謝の気持ちが

込み上げてくるようになりました。

 

ポジティブエネルギーがあふれ出てしまって、

自分の周波数が上がっているのを感じます。

 

心の幸せ度って腸が大きく関係しているようです。

 

腸は生き物のすべてを司る場所なんです!

 

脳じゃないんですよ。

 

脳は錯覚に騙されやすいので、

頭でばかりものを考えても、

本質は見抜けないんです。

 

その点、腸は直感的なんですって!

なんとなくこう感じる…

そういうものは、腸が判断してるようです。

 

なぜ小食で美肌に?

 

美肌にも腸の状態が関係しているのです。

 

食べ物を食べると、胃で消化して、

腸で代謝がおこなわれ

それがエネルギーとなります。

 

まず、消化ですが、

消化ってね、けっこう時間かかるんですよ。

食べた物にも大きく左右されます。

 

でも現代人は食べすぎで、

まだ消化しきれていないうちから、

食べるを繰り返しているようなんです。

 

そうすると、

消化にどんどんエネルギーが使われるます。

消化にはたくさんエネルギーがいるので、

眠くなったりもします。

 

そして、

消化にばかりエネルギーを使ってしまうので、

今度は腸の働きが弱るんですね。

 

それはすなわち、代謝が落ちるということ。

 

お肌には、

ターンオーバーという機能がありますよね。

 

女性の方はきっとご存知かと思います。

 

28日周期の、肌の再生機能。

 

腸の働きが弱ると、代謝が悪くなる。

つまり、

ターンオーバーがうまく働かなくなる、

ということなのです。

 

それが肌荒れや、お肌の老化なんです。

 

逆に、

小食で消化にいいものを食べるようにすると、

代謝にもエネルギーを使える。

 

そうすると、腸がいい状態になります。

 

ターンオーバーにエネルギーがまわり、

肌の再生機能がしっかり働いてくれる、

というわけなのです。

 

パンは嗜好品で!

 

食べるものに注意を払っていると、

また情報が入ってきました。

 

パン(小麦全般)ってね、

実はよくないみたいなんですよね。

 

小麦のグルテンは腸には負担で、

腸が炎症を起こす場合があるんだって。

 

 

消化しにくいたんぱく質だということ。

私、知らなかったよ~。

 

食べてもすぐお腹が空くから、

消化がいいのかと思っていました!

 

さらには、

リーキーガット症候群という症状を

引き起こすことがあるそうなんです。

 

これは腸壁の炎症で、

漏れてはいけないものが腸から漏れて、

免疫の過剰反応が起こり、

 

アトピー、アレルギー性鼻炎、ぜんそくなどの

アレルギー疾患へと繋がっていくとのことです。

 

さらに、体に異物が入ることにより、

それを攻撃し排除するための抗体が作られ、

 

その抗体は

臓器や組織を攻撃してしまうことがあるそうです。

 

関節が攻撃されれば、関節リウマチ、

脳だと多発性硬化症小脳失調、

めまい、頭痛、甲状腺だと橋本病、

腸だと、潰瘍性大腸炎。

 

また、腸に炎症が起こると、

炎症物質が全身に飛び火します。

 

腸が悪くなると、

体中のどこに不調がおきても

おかしくない状態になるそうです。

 

もう、なんだかすごいことになってしまいますね。

 

最近では、子供のうつや、異常行動にも、

リーキーガット症候群が関係しているのではないか

と言われているようです。

 

こうした消化しにくいたんぱく質の問題に加えて、

小麦はさらに、腸細胞どうしの接合を切り離す、

ゾヌリンという物質の分泌を

亢進させる作用もあるそうです。

 

グルテンうんぬんでなくとも、

輸入の小麦はポストハーベスト(農薬)や

防カビ剤も気になりますね~。

 

人によっては

こんな情報はスルーする方もいるでしょうが、

 

気になった方は、ご自分でも調べて、

情報を判断してくださいね!

 

とはいえ、私も家族も、パンも麺も好き。

これだけ小麦の食べ物がはびこっている中、

完全にやめることはできないよね~。

 

でもやっぱり嗜好品と考えるほうがいいのかな。

 

ま、ぼちぼちと頻度を減らしていこうと思います。

 

足るを知る

 

現代人はあきらかに食べすぎ!

昔から、腹8分という言葉はあったはず。

 

昔の日本は1日2食でしたし、

野菜中心、雑穀、発酵食品を多く摂っていました。

 

そのような食生活の日本人は

力持ちで良く働き、霊性も高かったんです。

 

それが今や、

1日3食が基本で、間食三昧。

大量生産大量消費。

物が溢れていています。

便利な世の中になりました。

 

それにひきかえ失ったものは…?

 

何か、人間の本質を

忘れてしまっているように思います。

 

鎖国が終わり、

近代化の波が押し寄せ、

グローバル化が進み、

物で溢れたこの国は、いつしかお金が中心の

物質主義者で溢れるようになりました。

 

人より多くを所有することが幸せ…

そんな価値観を植え付けられてしまっているような気がします。

 

そんな現代人は

「満たされない」

を感じている人が多くいるように思います。

 

それはなぜだと思いますか?

自分なりに考えてみてください。

とても大切なことです。

 

そして、その満たされないストレスを、

食べることで満たそうとしてしまうんです。

 

食べると幸せホルモンが分泌されるから。

一時的ですが、

手っ取り早くいい気分になるんですよね。

 

ただ、ちょっと冷静になって、

私は本当にこれを食べたいのか??

腸に聞いてみたらいいと思います。

 

腸は原始の脳みたいなものですから、

足るを知っているんです。

 

冷静に判断を下してくれるんじゃないかな。

 

そしたら案外、

「いや、いらね。」

となるかもしれません。

 

プチファスティングを始めたことで、

食べることの大切さや、

体の仕組みや、

腸のことなどを学び、

それは生き方に繋がっていると知りました。

 

より活発でありながら、丁寧な暮らしを

心掛けるようになり、

 

足るを知ることにもなり、

新しいものに目を奪われ、飛びつくのではなく、

今そばにあるものを大切にしていきたい。

そういう思いが強くなりました。

 

思いがけない気づきがたくさんです。

 

ファスティングは、

初めはきついかもしれませんが、

その恩恵は計り知れない気がします。

 

一度チャレンジしてみてはいかがですか?

その際には、専門書をチェックして、

ご自分に合いそうなものをチョイスしてくださいね♪