今日はファシリーテーションの講義がありました。
心に残るお話ばかりだったので、
シェアしたいと思います。
津屋崎ブランチ代表の山口覚さんは
全国各地で「対話」と
「ファシリーテーション」の意味と
価値を広める活動を行っておられます。
スイミーのお話が好きで…
から始まりました。
みなさんご存知、
スイミーが目になって
小魚が群れて大きな魚になる話。
個性を知って自分を生かす♪
素敵なお話だよね。
日頃はひとりひとり好きなことをしつつ、
必要な時はみんなで協力し合うということ。
団結すると強い!
これが地方政治と中央でも言える。
大きな魚に負けない方法はある、と。
何か援助をしましょう、となっても、
当事者の意見を聞かず、上で決めてしまう
権力を持った人たち。
学校でもそうで、生徒の意見を聞かず
先生がいろんなことを決めてしまう。
学校教育で対話というものを教えてなくて、
なんとなくしかわからない。
今は対話ではなく討論になっていることが多い。
討論は自分の正しさを主張して
自分と考えが違う人を論破しようとする。
理論的に話ができる人が有利。
そういうのが苦手な人は不利、
ということになる。
だけどそれが真実とは限らない。
本当の対話というものは真逆で、
答えはひとつと思わないこと。
常識にとらわれない。
どっちが正しいかではない。
違う意見が出たら
「なんでやろ~」ってみんなで考える。
言語化できなくて
言葉につまってしまう人もいるかもしれない。
だから、どんな人でも和やかな雰囲気の中で
本音を言えるような場を作る。
相手を尊重し、否定せず話を聞くことで
言葉の裏側にある
「存在的欲求」に気づいてあげられることもある。
本人は気づいていないけど、
本当はこんなことを思っていた
という発見があったりする。
これが非常に大切だということ。
小さな声も拾っていく。
なんか、愛があるよね。
やさしいなあ。あったかい。
そういう場をつくり、回していくのが
ファシリーテーターなのだと。
これをすでにコミュニティースクールなどで
沢山実践して大きな成果をだしていらっしゃる
山口さん、すごい!
なんと素晴らしいことでしょうと
感動しっぱなしでした。
これは私の目指したい社会でもあるよ~。
世知辛い世の中にしか見えないけど
変わり始めているんだな。
今、世界でも日本でも、
政府が好き勝手に税金を無駄に使い、
望んでもいない方向へミスリード。
こんな社会だから、
どうせ自分がどうしたいか言ったって
どうにもならんでしょ、って
あきらめ癖がついてしまっていて、
流されてしまっていないかな~?
あなたのまわりではどうですか?
常識??
おかしいものはおかしいって言っていいんだよ!!
ファシリーを通じてそんな場を作って
あきらめさせない社会、
あったかいコミュニティーを作りたい。
どんな人であろうと、未来に希望を持ち
目をキラキラさせて生きていける、
そんなまちが日本全国のあっちこっちに誕生する。
私たちは権力の思いどおりになる奴隷?
いやいや、人数は圧倒的でしょ。
みんなで権力から逃げて、
自分たちでやりまーすって
日本各地でスイミーのように
団結したコミュニティーが
あっちこっちにできる時が、
新しい時代の始まりだーーー!!!
それを夢見て、今自分にできることを
全力でやりたいなと思いました。
ではまたね!